シェアする

【X205TA】Ubuntu 17.04 32bit版を導入して快適な作業用ノートPCとして常用する ※追記

シェアする

画像ではUbuntu 16.10となっているが中身は17.04のデイリービルド版

※2017 05/29 内蔵サウンドが動作するようになりました

【X205TA】ついにスピーカーで音が出せるようになりました【Ubuntu】
前回のX205TA記事 の続きとして記載します 前回記事の段階ではハードウェアサウンド以外、ほぼ動作するようになった訳で...

※2017 02/20 内蔵BT有効化方法及び内蔵WIFI有効化簡略化、また内蔵サウンドについてを追記

X205TAを購入し、利用開始してから1年と9ヶ月経ちました

当時の購入価格は34500円、今となってはスペックを考慮すると少々割高な値段かもしれません

今まで購入してきたデバイスの中で利用頻度が最も多いデバイスの一つとなっているこのノートPC、当然今でも利用していますし、この記事を作成しているのもこのX205TAです

購入当初は、標準で入っているWin8.1を使う・・のではなく即Win7をクリーンインストールし、ドライバを入れて利用していました だって使いづらいんだものWin8.1

それからWindows10のInsiderが発表され、このX205TAも例外では無く実験動物さながらにイジられました、それはもうドライバの互換やらなんやらで当初は苦労しました、なんとか動く様になり、製品版のWin10では問題なく動作するようになったのですが元々問題があって、Win7の頃からそうでしたが、Windowsは容量的にも動作的にも重い、とにかく重い、そして容量が足らな過ぎるのです

当時はSDカードを内蔵ドライブ増加用としてのHackをしてみたり、色々と試しましたが、それでも常用したいと思えなくなる程に重かった

そんなX205TAに新しい力をくれたのがUbuntu 17.04です

つい最近(Ubuntu 16.04)まで、どうしても利用中にハングアップしてしまったりキーボードがおかしかったりと不具合があって、正直常用出来ない状態だったのですが

新たに出たUbuntu 17.04でついに、ついにBT、サウンド、ハイバネート機能以外完動するようになったのです、ハングアップする事も無ければ、Wifiも内蔵が利用でき、途切れず キーボードの¥が入力出来なかった問題も無くなり 作業用PCとして最高のノートPCに生まれ変わりました

当然、Ubuntu 17.04そのままでは色々動かないので、手動でFixしてあげる必要があります、今回はそのFixを解説しようと思います

珍しくだらだらと長い御託を記載しましたが、それだけ嬉しいし、また今まで苦労したのです、媒体自体はとっても好みなノートPCなので。

目次

1.Ubuntu17.04 インストール前に必要な物

  • USBメモリ(4GB以上 インストーラ用)

上記の物があれば直ぐにでもインストール作業を開始出来ます

2.Ubuntu 17.04をインストール

先ず以下のISOをダウンロードし、rufusでUSBメモリへ書き込みを行う

・Ubuntu 17.04 デイリービルド版 【zesty-desktop-i386.iso】をDLする

ダウンロードが完了したらrufusをDLし起動

上記画像の通りにし、【デバイス】がしっかりと用意したUSBメモリになっているかチェックして、【スタート】を押す

書き込みモードを問われるので【ISOイメージモードで書き込む】を選択し、【OK】で進める

フォーマットして良いか問われるので【OK】を押して開始

出来上がったUSBメモリを開き、下記ファイルをDLし解凍、【bootフォルダ】,【EFIフォルダ】をUSBのルートディレクトリに上書き保存する

32bitUEFI

完成したUSBメモリをX205TAへ接続

またSDカードを接続している場合は必ず起動前に外す事

充電器は接続しておくと良い

電源を入れ、ちょっと特殊なのですが【ESCキー】を長押ししながらF12を連打 することでブートセレクタが表示されるので接続しているUSBデバイスを選択

起動後、必ず下記を実行し、内蔵WIFIを有効化し、インターネットへの接続を確認してから

通常通りUbuntuのインストールを進めて下さい、インストール場所はディスク全体を削除して利用するにする

内蔵WIFI有効化

sudo cp /sys/firmware/efi/efivars/nvram-74b00bd9-805a-4d61-b51f-43268123d113 /lib/firmware/brcm/brcmfmac43340-sdio.txt
sudo modprobe -v -r brcmfmac
sudo modprobe -v brcmfmac
スポンサーリンク

実際の流れ(画像あり)

見出しで飛んで来た貴方は下準備にミスが無いか上のUSBメモリの作成から起動時までの内容をしっかり確認してから行う事

1.ブートセレクタ後の画面 一番上の【Try Ubuntu Witchout Installing 】を選択しEnter

2.ネットワークへの接続を確認(ブラウザを開いてチェック)しデスクトップにある【Install Ubuntu 17.04】を起動、日本語に合わせ、【続ける】

起動後、端末を開き、下記を実行し、内蔵WIFIを有効化、そしてWIFIへ接続し、Firefoxブラウザを開き、適当にネットが閲覧できるかチェックしてからインストールを始める

sudo cp /sys/firmware/efi/efivars/nvram-74b00bd9-805a-4d61-b51f-43268123d113 /lib/firmware/brcm/brcmfmac43340-sdio.txt
sudo modprobe -v -r brcmfmac
sudo modprobe -v brcmfmac

3.二つ共チェックを入れて【続ける】

※この段階で続けるを押した後に【パーティションをアンマウントするか?】と尋ねられるので【OK】を押して進める(写真を撮り忘れました

4.”ディスクを削除して~”を選択し【インストール】

5.パーティションの確認が出るので気合を入れて【続ける】を押す 気合を入れ過ぎるとEnterキーが破損するので注意

6.何処に住んでいるのかと聞かれるので 住んでいる場所を選び、【続ける】

7.ユーザー名とパスワードを設定し、続ける

8.インストールが開始される

9.再起動するか尋ねられるので【今すぐ再起動する】を押し、再起動する

以上でインストールは完了

通常通り、再起動後 設定したパスワードを用いてログインする

続いてFix作業に移る

3.X205TA用にFixする

予め端末を開き、sudo apt-get update,sudo apt-get upgrade,sudo apt-get install vim (もしくは使い慣れているエディタ系のインストール) はしておいて下さい

またサスペンドするとクラッシュして画面が真っ暗のままになるので、サスペンドしないように設定して下さい。

ハングアップ、クラッシュする問題への対応

sudo vi /etc/default/grub

#12行目を以下の通りに書き換え
GRUB_CMDLINE_LINUX="intel_idle.max_cstate=1"

#Vimを閉じ、以下を実行してGRUBをアップデート
sudo update-grub

内臓Wifiを有効にする

sudo cp /sys/firmware/efi/efivars/nvram-74b00bd9-805a-4d61-b51f-43268123d113 /lib/firmware/brcm/brcmfmac43340-sdio.txt
sudo modprobe -v -r brcmfmac
sudo modprobe -v brcmfmac
sudo vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf
#最終行へ以下を追記
blacklist btsdio

内蔵BTを有効化する

不安定ではあるが内蔵が動作する様なので追記

またWikiソース通りでは有効化出来なかったので私の環境で実際に動いたとおりに記載する

# ファームウェアのDLとインストール
wget http://lopaka.github.io/files/instructions/BCM43341B0.hcd -O /lib/firmware/brcm/BCM43341B0.hcd

# サービスファイルの新規作成
sudo cat >/etc/systemd/system/btattach.service <<EOL
[Unit]
Description=Btattach

[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/btattach --bredr /dev/ttyS4 -P bcm
ExecStop=/usr/bin/killall btattach

[Install]
WantedBy=multi-user.target
EOL

# サービスの自動起動設定有効
systemctl enable btattach

パスワード要求が2回来るので、2回とも入力する

これで動作するようになりますが、少々不安定です(例えばBTマウスは少しの間動かさないだけで切断されてしまったり、尚切断されたとは認識されず、接続のままになっているのでBTの設定や検出有効/無効を切り替えると直ぐ再接続される、デフォルトではなく、別のBTマネージャ(例えばbluemanなど)を利用すれば解決するかもしれない、後公式Wikiによればヘッドセットプロファイルが動作しないらしいが、これもマネージャによっては動作するかもしれない、確認が取れ次第追記します。

内蔵サウンドの有効化

有志の努力によりついに内蔵サウンドが動作するようになったらしい

しかし、カスタムカーネルを自分でビルドする必要があり、また64bit版のみでしか試されていない様子

筆者環境で32bit版をビルドしてみたものの上手く動作せず

Kernel 4.9 64bit用カスタムビルドスクリプトが公式より出ているが、そんな苦労をせずともKernel 4.11には含まれると思われるので32bit環境であれば素直にKernel 4.11を待ったほうが良いと思われる、64bit版の環境であれば試してみるのもアリ、動作しなくなる危険性もあるので解る方のみ挑戦しましょう。

ついに後もう少しでほぼ完動するようになりますね(後はサスペンド/ハイバネートのみか)

おまけ:私なりの最低限必要なアプリと設定

GDebi (debパッケージインストール用ソフトウェア)

これが無いとdebファイルからのインストールはほぼ出来ないと言ってよい、何故これをデフォルトにしてくれないのか疑問で仕方ない

インストール方法

端末を開き、以下を入力

sudo apt-get install gdebi

利用方法

debパッケージを右クリックし、【別のアプリケーションで開く】から【GDebi パッケージインストーラー】を選択する

Neofetch (CLIシステム情報表示ツール)

この記事のTOPに載せているものですね

インストール方法

上記をDLしGdebiでインストール

利用方法

端末から以下を実行

neofetch

Guake (端末ソフトウェア)

私はこれをほぼメインに使っている、便利

インストール方法

sudo apt-get install guake

利用方法

【Dash】から【guake】と検索すると【Guake Terminal】が出てくるので起動する事で

F12キーで表示できるようになる

細かい設定は出てきているもう一つの【Guake Preferences】から出来る

起動しながら設定を確認することもできる(透過率とか)

常用しているので、私は設定出来たら【自動起動するアプリケーション】

名前、コマンド、説明すべてに【guake】と入れて起動後直ぐに利用できるようにしている

ローグラフィックモードを有効化し、更に快適にする

インストール方法

sudo apt-get install compizconfig-settings-manager

設定方法

Dashより【ccsm】と検索

出てきた【CompizConfig Settings Manager】を起動

トップ右下にある【Ubuntu Unity Plugin】を選択し

【General】の一番下にある【Enable Low Graphics Mode】にチェックを入れる

他にも【カテゴリ】から【エフェクト】を選び、Animationやウィンドウのフェードも外すと良い

設定したら閉じてOK 一番実感できるのは先ほど利用した【Dash】の開く速さだと思う

Windowsキーを押す事で表示されるので、試してみよう、かなりサクサク表示されるようになっているハズ

Opera(ブラウザソフトウェア)

メインPCで利用しているGoogleChromeはUbuntu 32bit版への対応をやめているのでもう無い

なのでまだ対応を続けているOperaを利用する、Ubuntu 32bit版ではかなりお勧め

インストール方法

Opera公式サイトへアクセスし、Debパッケージをダウンロード

【GDebi】にてインストールする

利用方法

【Dash】にて【Opera】を検索し、実行

Flashを有効にする方法(※ 2017/1/17 23:20追記)

公式サイトの解説が不十分過ぎたので紹介

というか以下をDLしてインストールし、Operaを再起動するだけ

インストールの際に(~と競合)と表示されたら素直にそれを【sudo apt-get remove 競合したソフトウェア】とアンインストールしよう

以上、最低限必要なアプリと設定です

快適なX205TAでのUbuntuライフを!

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク