この記事の内容は古い内容です!
x205taにUbuntuを載せる記事をいくつか見たが、何故かどれも【64bit版】を入れている
ハードウェア的にもメモリ的にも32bitが最適なのに何故だろうか、事情はどうであれ記事が無かったので備忘録がてら載せる
32bitUEFIへ対応するのに必要な物も用意したので一緒に載せます。
最近流行りの低価格ノートやタブレットPC(Z37シリーズを載せた物)で同様の方法を用いて導入出来ると思います(デバイスの対応は除く)
■現在の動作状況
- タッチパッド及びキーボード(一部制限有り):OK
- Wifi(一部制限有り):OK
- Bluetooth:NG
- Audio:NG
- SDカードスロット:OK
■必要な物
- USBメモリ(4GB以上)
- Wifiアダプタ もしくはAndroidデバイス(USBテザリング可能な物)
■下準備
※予めUSBメモリ(4GB以上)を用意し、FAT32にフォーマットしておく
丁度この前Ubuntu 15.10がリリースされたのでそちらを利用する
公式サイトからUbuntu15.10 32bit版をダウンロードする
ダウンロード後、Ubuntuなら【ブータブルUSBの作成】を利用してUSBメモリへ書き込み
Windowsなら【Universal USB Installer】を利用してUSBへ書き込む
書き込み後、下記のファイルをDLし解凍、出てきた【EFI】,【boot】フォルダをそのままUSBへ上書きコピー
ファイル:32bitUEFI
■インストール
再起動後、【ESCキー】を連打して先ほど作成したUSBメモリからブート
【Try Ubuntu without installing】を選択して起動
WifiアダプタもしくはAndroidデバイスをUSB接続し、テザリングを利用してネットワークへ接続
※Androidテザリングの場合、必ずAndroidデバイス側でWifiに接続している事
通常通りUbuntuをインストールする
※インストール方法は【ディスクを削除して利用する】にする
インストール完了後は一旦シャットダウンしUSBを外し、起動する
■デバイスの修正
Wifiアダプタ、SDカードスロットはインストール直後動作しないが、修正すれば動作する
※以下のコマンド部分はRootで作業して下さい(use root)
・Wifi
wget https://android.googlesource.com/platform/hardware/broadcom/wlan/+archive/master/bcmdhd/firmware/bcm43341.tar.gz tar xf bcm43341.tar.gz cp fw_bcm43341.bin /lib/firmware/brcm/brcmfmac43340-sdio.bin cp /sys/firmware/efi/efivars/nvram-74b00bd9-805a-4d61-b51f-43268123d113 /lib/firmware/brcm/brcmfmac43340-sdio.txt apt-get install sysfsutils vi /etc/sysfs.conf ※以下を末尾に追記 # Disable SDHCI-ACPI for Wireless, otherwise WLAN doesn't work bus/platform/drivers/sdhci-acpi/INT33BB:00/power/control = on
以上で再起動すればWifiが動作する、但し一部セキュリティのWifiアクセスポイントにはパスワードが正しくても接続出来なかったりする
・SDカードスロット
vi /etc/modprobe.d/sdhci.conf ※以下を追記 options sdhci debug_quirks=0x8000 sudo update-initramfs -u -k all sudo reboot
・タッチパッド及びキーボード
普通に動作しますがタッチパッド側のスクロールが効きません
・Bluetooth
現在対応出来ません、USBアダプタでも用意して様子を見ましょう
iBUFFALO Bluetooth USBアダプター 3.0+EDR対応 class2 ブラック BSHSBD04BK
・オーディオ
同じく対応出来ません、Bluetoothアダプタかを利用してヘッドセットを利用するかUSBオーディオデバイスを利用しましょう。
以上でx205taへUbuntu 15.10 32bit のインストールは完了です。
コメント
間違ってコメント削除してしまったようなので、再投稿です。。。
(重複してたらすみません)
同じようにX205TAに ubuntu 15.10 をインストールしてみたのですが、
キーボードの右上と左下の”\”が動作しません。
キーボードがOKとなっていますが、そちらの環境ではこのような現象は発生していませんか?
回避方法を探しております。。
コメント有難う御座います、こちらでも確認したら同様の現象が発生していました。
dpkg-reconfigure keyboard-configuration
などでキーボードレイアウトを変更する事で回避できたと記憶しております
話は変わるのですがx205taでUbuntuを利用するとプロセッサかグラフィックの互換かはわかりませんがフリーズする事が度々あります(x86,x86_64両方)
なので軽量ディストリであるLubuntuを、この記事同様の方法で32bit版を導入する事をお勧めします、とても軽く、実用十分でした
返信ありがとうございます。
フリーズ、私の環境でも起きました。
lubuntu に変えて、もう少しキーボードのことも見てみますかね。。。
コメントありがとうございます。
dpkg-reconfigure keyboard-configuration
試してみましたが、以下のようなエラーが出て、reboot 後も変化がありませんでした。
いつものキーボードレイアウト選択画面が出なかったです。
=======
update-rc.d: warning: start and stop actions are no longer supported; falling back to defaults
update-initramfs: deferring update (trigger activated)
initramfs-tools (0.120ubuntu6) のトリガを処理しています …
update-initramfs: Generating /boot/initrd.img-4.2.0-16-generic
=======
/etc/default/keyboard など含め色々見てみましたが原因はわからず。。。
そもそも evtest や hexdump /dev/input/event7 などで見た時に、
“\”だけなんのイベントも出ないのがちょっと不可解でした。うーん謎です。
↑失礼、エラーではなく warning ですね(ちなみに exit code は 0 でした
現在64bitでlubuntu運用中のものです。
ubuntu14.10の時は32bit版はUEFIに対応しておらず、64bit版のみ対応だったためUEFIのこのマシンに64bitOSを入れている記事が多いみたいです。
さて本題ですが今回この記事を拝見させていただいて32bit版をクリーンインストールしようか迷っております。
というのも現在の状態ではフリーズが頻発しまともに作業もできないのです。
コメント欄ではlubuntuならば平気そうとのことでしたが実際インストール後どのような状況でしょうか?
不具合は変わりなくある部分もあり、当然ですが32bitOSなので動作全体が軽くなります(Officeの起動にあまりもたつかない、WEBサーフィンの時スクロールがスムーズなど)
実際に32bitOSを入れてみましたがあまり軽くなったようには感じませんでした、どちらもlubuntuだからですかね
しかしフリーズはかなり減りました。しかしまだするようですね・・・
カーネルもアップデートして試してみます。ありがとうございました。
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